#USJファン の一意見
こんな記事を見た。
「USJさん、スーパーニンテンドーワールドオープンで世界観崩壊か、カオスすぎて怖いと話題」
https://yukawanet.com/archives/usj20210228.html
USJは、令和最凶の邪神コロナ様の影響を受けて延期はしたものの、本来であれば去年夏に「スーパー・ニンテンドー・ワールド」をオープンするはずであった。
私は年パスユーザー限定特典的なやつで既に体験したのだが、何から何まで凄くて、ずっと「ヒエエエエエエエエエエエ」「ウキョオオオオオオオオオオ」と意味がわからないテンションの上がりようであった。
特に、DSの頃からマリオカートをやり込んでいてテストの点が芳しくなく母上様にDSとWiiのリモコンを隠された経験を持つ私にとっては、あれをアトラクション化してしまったというだけで垂涎モノであったし、しかもクオリティも高く、非の打ち所がないとしか感じ得なかった。
しかし、ここで一つの問題が浮かび上がってきた。それがこの記事にもあった
「USJ世界観カオス問題」だ。
この問題に関わるのは、マリオだけではない。
今年は諸般の事情で中止となってしまったが、例年では1月中旬頃〜6月末頃まで「ユニバーサル・クールジャパン」というイベントを開催している。
これは「世界が羨む日本を楽しめ!」という謎に上から目線なキャッチフレーズを掲げて、
「名探偵コナン」「ルパン三世」「エヴァンゲリオン」「進撃の巨人」等、日本生まれのコンテンツをアトラクション化してしまおうという企画だ。
(画像は過去のものです)
ミニオン、スヌーピー 、ハリーポッター等のキャラたちに加えて、コナン、ルパン、エヴァ等の日本のアニメキャラたちが1つの敷地の中に混在するという、よくよく考えればなんともカオスな遊園地な完成するのだ。
これに関して、冒頭で紹介した記事のように苦言を呈する人たちもいる。
特に、開園当初のUSJを知っていて、かつそれが好きだった人たちには、この状況は受け入れられないらしい。
ここからは、というかここまでもだけど、一意見を述べさせていただく。
たしかに、開園当初のUSJは
「ハリウッド映画の世界に飛び込もう」
がコンセプトだった。
この頃は赤ちゃんだったのでこの頃を知らない世代なのだが、これはこれで楽しそうだと感じた。
しかし、私は今の方が好きだ。
なぜなら、
「コナンも、ルパンも、マリオも、私が好きなコンテンツだから」というだけの理由にほかならない。
なんじゃそりゃ。この自己中。時間返せ。死刑に処してやろうか。と思った方には申し訳ないがもう少し読んでいただきたい。
抑なぜUSJはハリウッド映画の世界というコンセプトを捨てて(あえてこういう言い方をする)、今のようなスタイルにしたのか?
USJが不祥事続きで経営危機に陥っていた時期があることは確かだし、「儲かるためにプライドを捨てた」と言われても仕方ないのかもしれない。
かといって、そこで拘泥しすぎていたら、そもそもUSJという遊園地自体が大阪から消えていたのではないのかと思う。それは最悪の結末だ。
むしろそのためにプライドを捨ててくれてありがとうとも言いたい。
私は、コナンもルパンもマリオも純粋に好きなコンテンツであるので、これからもUSJが提供してくれるカオスエンタメを楽しんでいきたいと思う。
徒然草って
「徒然なるままに、日暮らし、
硯に向かいて、心に移りゆくよしなしごとを、
そこはかとなくかきつくれば、
いみじうこそものぐるほしけれ」
古典の時間に習ったという方も多いであろう。
体育、取分けプールの後の古典の時間はお昼寝タイムと化していたのはいい思い出だ。
それはいいとして、冒頭で紹介した文は言わずとしれた「徒然草」の文頭である。
これを我流に現代語訳すると、「1日中ヒマなので、紙とペンを用意して、心に浮かんだどうでもいいことを書くと、なんか楽しくなってきた」となる(解釈には個人差があります)
文だけ見れば完全にニートである。
仮に現代に生きる私がこの文章をTwitterで世の中に発信すれば、「働けニート」「ハロワ行けや」「働きたくないあなた必見!必ずfxで儲かる手段を教えます!今すぐLINE追加!」
というリプで埋め尽くされるであろう。
時と文化が変われば、どんな文が評価されるかも変わるものだ。
【今日の小噺】
店員「いらっしゃいませ〜、ただ今ファミチキが安くなっております〜いかがでしょうか〜」
客「あの、ここって結婚相談所ですか?」
店員「どこからツッコめばよろしいですか?」